母子手帳が思わぬところで活躍

母子手帳を持っていて、役に立ったと思ったのは、就職する時です。学校を卒業後、私が就職したのは、児童養護施設。

小さな赤ちゃんから、小学生に近い児童と関わる場所。そうなると当然、流行り病が蔓延する時期が必ずやってくる。

例えば、おたふく風邪や水疱瘡等。このような病気は、予防接種を受けたり、過去にかかってれば、再発する事は無い為、予防接種の有無や、発症した経験があるのかを、調べるように言われた。

しかし、幼い頃の出来事であれば、当然幼い私には記憶がありません。両親に聞こうが、煮え切らない返事が返ってくるだけ。

そんな時に手渡されたのが、母子手帳だったというわけ。母子手帳には、した事のあるワクチン接種や、発症した病名が記録されてる。

それを参考にすれば、無事に調べが付き、一安心。思ってもいなかったところで役に立ち、私も子供が出来た時には、バッチリ母子手帳へ記録を残したいと思う。

どんなタイミングで必要になるか、分からないもんね。